2020年11月 栄養士の豆知識

栄養士の豆知識

ストレスと闘い続ける現代

「ストレス」は受けてしまうものだからしかたない…?
そのままでは心や体の健康を奪いかねません。今こそストレス対策です!

ストレスとは

ストレスとは、様々な刺激によって引き起こされる生体反応のこと。
身体的(病気、ケガ)、生物学的(過重労働、睡眠不足)、心理的(不安、トラブル)など が原因となります。こういったストレス因子は日常生活を送る上でついて回ります。
そこで、人のからだはこのストレスに対抗する防御機構を持っています。

そのストレスは今どの段階?

大きく3段階あります!長引かせないことが重要です。

①警告反応期
刺激による初期反応で一時的に抵抗力が下がります。
その後、徐々に抵抗力を増していきます。

②抵抗期
受けたストレスに対しての抵抗力が増します。”
ストレスホルモン”コルチゾールを大量分泌し、おかげで元気!(のように見えるだけ)

③疲憊期
抵抗期(②)の状態は長くは続きません。
ストレスが長期化すると 抵抗力も落ちて、心身の健康に影響がでてきます。

ストレスと戦うホルモン、コルチゾール

コルチゾールは副腎皮質から分泌され、ストレスを受けると分泌が増えることから”ストレスホルモン”とも呼ばれています。適量の分泌であればストレスと戦う力を授けてくれる必要不可欠な存在です!しかし、過剰分泌 や 長期分泌 は心身へ悪影響がでてきます。

過剰に分泌されると…
◆免疫力の低下
コルチゾールの過剰分泌は免疫機能を低下させ、カゼや感染症へのリスクを高めます。
◆筋肉の分解
ストレスのかかった脳へのエネルギー(ブドウ糖)を確保するため、筋肉の合成を抑制し分解を行います。
◆睡眠障害
コルチゾールの過剰分泌は身体と脳の興奮状態にします。入眠を困難にして、良質な睡眠までも妨げてしまいます。

長期的に分泌されると…
◆心身の疲労
長期では副腎皮質が疲れ果ててコルチゾール不足となります。疲れが抜けない、やる気がでなくなるなど、うつ症状を感じる方も。
◆脳機能への影響
脳の海馬が委縮し、記憶力や思考力の低下、認知機能までが影響されてしまいます。
◆高血糖
脳へのエネルギーを送るために血糖値を上昇させます。余った糖は内臓脂肪に蓄えられることも…糖尿病や動脈硬化のリスクを高めます。 

今こそしっかり栄養補給!

★タンパク質
身体のたんぱく質の消費量が増加するため、体重 1 ㎏あたり 1.0~1.2g しっかり補給しましょう!
★ビタミン C
コルチゾールの合成が増加するとビタミン C の消費量がとても増加します!
免疫力のサポートや抗酸化作用、コラーゲンの生成サポートとしても活躍してくれます。
★ビタミン B 群
代謝で必要な B1、B2、B6、ナイアシンなどの必要量が増加します!ビタミンB群はチー ムで働きます。
★抗酸化ビタミン
酸化ストレスから守るために、抗酸化ビタミンのビタミン C、ビタミン E、β-カロテン が重要です。

プロフィール



芝 鈴奈
管理栄養士
出身地:東京
ヘルシーワンのYouTubeチャンネルも担当しています、芝です(*^^*)   もともとかなり多かった体調での悩みを、栄養バランスで改善してきました。 お客様のお悩みも、お客様に一番合った方法でケアできるよう精一杯寄り添います。 趣味は日本酒、ビール、アイドル、YouTube、お話することです!